富士見中・徹底攻略【国語】

総評

富士見中の国語を解く上で必要になってくる能力は大きく分けて3つある。

それは以下の3点です。A→B→Cの順に優先して取り組んでいこう。

A 漢字を過不足なく書けるようにしておくこと

B 問われ方に左右されない読解テクニックを習得しておくこと

C 「きちんと」復習ができるようになること

A 漢字を過不足なく書けるようにしておくこと

富士見中の国語では必ず漢字が 10 問(20 点分)以上出題されている。

文章中でも時折、漢字の知識を問うものが出てくることがある。

合否ラインがおよそ65点程度であるため、漢字を20点満点で通過すれば、合格点の約3分の1を獲得することが出来るのだ。

富士見中で合格をつかみたいという受験生で漢字に苦手意識のあるものは、早急に対処しなければならない。

漢字には「音読み」「訓読み」の2通りの読み方がある。

おそらく、漢字についての苦手意識はその区別がついていないことにあるのではないだろうか。

たとえば、「海」を“カイ”と読み、それを練習したとしても、自身が一体何勉強をしているのかわからないという状態となってしまっている。

そんな中で何回も繰り返し書き取りをしたとしても、頭には「何か、たくさん書いたな…」くらいにしか定着していないのである。

そうであれば、“カイ”と読むものでも、“うみ”というものを指す漢字で、地球表面の約75%をしめる、塩水がたたえているところ。

と頭でイメージさせる(さすがに知っているとは思いますが)。

そして、「海」は塩水がたくさんたまっているところなのだという印象を持たせます。

このたくさんたまっているところという意味から大火事の際には「あたりが火の海となっている」だったり、木々の深く生い茂るところを「樹海」と表現したりすることまで、意識を向けさせることが出来れば、発見が喜び、そして好奇心に変わる受験生が生まれるのである。

そうでなくとも、イメージで考える力は、あまりなじみのない漢字の推測にも役立つのである。

クラスメイト全員によるジンカイ戦術で、運動会の飾りつけを一日で終わらせた。

上記の下線部の漢字が推測できそうではないだろうか。
ただやみくもに何回も書くのではなく、イメージしながら一字一字を書いていくことで、少ない回数(時間)で、しっかりと成果を出すことが出来る分野こそが漢字であるため、決して軽視せず、しかもあまり時間をかけずに取り組んでいきたい。

BCに関しては、無料プレゼント中の対策教材にて詳しく説明しています。

気になる方はぜひこちらからご連絡ください。

お気軽にお問い合わせください。04-2936-9952

お問い合わせ

Read more!