成城中・徹底攻略【算数】

総評

2019年度から2022年度まで、大問8か9題、設問18~23題の出題形式が続いている。

2019年度までは、大問の後の設問がカタカナで表記されていたが、2020年度からは設問も番号で表記されるようになった。

また下記の大問1の四則計算も、2019年度まで大問1、2と分けられていたが、大問1にまとめられた。

以下新しい年度に合わせて表記する。

まず大問1では2題、小数と分数、かっこが入り混じった四則計算と虫食い算が出題される。

計算を工夫して、時間をかけずに確実に解きたい。

特に虫食い算では、計算中に、次に何をしたら良いのかわからなくなることもあるだろう。 

簡単な例だが、

となったときに、

何度も解いてきたのに何をしたら良いのか、本番の緊張などもあって浮かばなくなることもあると思う。

そういう時のために、日頃から式があっているか、簡単な数字に置き換えて考える癖をつけておきたい。

と瞬時に浮かぶようにしておきたい。

大問2以降は

2019年度は倍数算、数の性質、数列、つるかめ算、平面図形、速さ(ダイヤグラム)、立体図形。

2020年度は倍数算、つるかめ算、数列、条件整理、平面図形、速さ(ダイヤグラム)、平面図形。

2021年度は年令算、平面図形、数列、立体図形、平面図形、速さ(ダイヤグラム)、条件整理。

2022年度は相当算、つるかめ算、数列、つるかめ算、平面図形、平面図形、立体図形(ダイヤグラム)からの出題だった。

並べてみるとわかるように、最初の四則計算を含め、毎年出題される問題はわかっている。

第一志望であるなら小6のこれからでも十分対策できるだろう。

まず、図形は必ず出題される。

平面図形は合同、相似、面積比。

立体図形は回転体や円錐の体積と表面積、変形した水そうの注排水は徹底的に演習しておきたい。

数列(規則性)も必ず出題される。設問1が解き方のヒントになっている。

例えば、初めから数えて30番目の数はいくつか。

30番目の数を出すために何をすれば良いのかがわかれば、続きの設問も解答できるように作られている。

まずは規則性を見つけ、組の和はいくつずつ増えているか、その数字は何組目に出てくるのか、演習を重ねて慣れておきたい。

ダイヤグラムも必ず出題される。

2021年度までは速さのダイヤグラムだったが、2022年度は上記の水そうの注水、排水を底面からの高さと時間のダイヤグラムで表したものが出題された。

立体図形との組み合わせで、よく見る問題形式ではあるが良問だった。

その時間に線が折れているのには必ず理由がある。

問題演習の際には、文章とグラフからしっかりと読み取ってもらいたい。

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