とある授業の一コマ

みなさんこんにちは。

7月に入り、夏前の最後の模試を受験する時期に差し掛かりました。

この結果に一喜一憂し、夏に突入することと思います。

案外、夏期講習会と言いながらもやれることは限られます。

自身の学習をとにかく冷静に見つめなおし、「ほんとうに」必要なこと決めましょう。

そして、優先順位をつけて、“絶対防衛ライン”を敷きましょう。

そうでなければ、いろんなものに気を取られて、「まだやれた夏休み」になってしまします。

悔いなく、しかも半年後に振り返った時にこの夏が自信につながるような夏期講習会にしてほしいと思っています。

さて、今回は当塾の授業風景をご紹介します。

【国語】

指示語を徹底的に追い求める回でした。

いかなる模試や入試問題であっても「読解力としての指示語」が理解できていて、使いこなせていれば、

・文章が読み終わらなかったからできなかった~

・何を言っているのか全く分からなかった~

・文章難しくて解けない~

などという感想を抱かなくなります。

国語に答えは一つです。

なぜなら、必ず作問者が存在し、論理と技術でその意図を解明することができるように作られた試験問題だからです。試験はギャンブルではなく、実力相応の結果が出るものです。

登場人物の気持ちになってはいけません。

なぜなら、文中に表れる登場人物はすべて“人工的な”人物だからです。心情や言動が読み解けるように作られているからです。そこに主観をのせてはいけないのです。

文章内容をキッチリと教えてくれる講師もいらっしゃいますし、それが生徒の血肉となり、豊かな感性や教養につながることは私も認めるところです。しかしながら、それで果たして得点し、入試に合格することができるのか…。

たしかに、学ぶためのモチベーションを保ったり、主体的に学んだりも大切です。スタディーズラボのプログラミング教育やキャリア教育、ゼミナール制はそういう観点を大切にしているからこそ、うまれたものです。しかし、一方で入試というのはそういうキレイごとを言ってはいられない側面もあることでしょう。そのように矛盾することとは承知の上で、塾講師として、一言。

夏が始まります。

タテマエではなく、ホンネを見つめましょう。

解ければ、受かる。

そうでしょう?

保護者の方でも、生徒自身でも、お問い合わせからご連絡をいただければ、出来得る限り相談に乗らせていただきます。指導のある時もございます。まずはメールにてお問合せ下さいませ。

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